ユキマサさん、ジルコニアさんお借りしました。
BL注意
レイタが黒い、でも人間の感情はきっとこのようなものなのだと思います。
小説を書いて頂きありがとうございました!そして勝手に便乗申し訳ありませんでした。
携帯で見るときっと大変な事になっていますので、PCで閲覧する事をお勧め致します。
てか大変な事になっています((((
ジルコニアが俺に差し出した一本のミサンガ。
「ユキマサに教えてもらった」
だから作った、あげると。
ただ俺は、そうか、ありがとう、と言った。
青と黄色と水色の綺麗なミサンガだった。
知っている、本当はジルコニアが作ったのではない。
ユキマサがつくってくれたもの。
あおときいろとみずいろのきれいな。
あお 静けさ・誠実
青 疑い深さ
無口な俺に合った色。
ユキマサの心を疑う俺に合った色
きいろ 知性と好奇心
黄色 計算高い考え
学者を志す俺に合った色。
どうすれば嫌われないか計算する俺にあった色
みずいろ 変化を求める
水色 未熟
ポケモンの生態に興味を示す俺に合った色。
気持ちが分からない俺に合った色
本で読んだ。色には意味があると。
本で読んだ。ミサンガには願いが込められていると。
ならこのミサンガを作ったジルコニアは何を思って作ったのだろうか。
ユキマサは何を想ってこれを作ったのだろう
「綺麗な色だな」
綺麗な綺麗なミサンガ。思い出す、その笑顔。
ぼんやりとミサンガを見るジルコニアにそう言った。
何かこのミサンガにあるのか?と聞いたら、
「俺もユキマサに貰った」
と俺にそのミサンガを見せて言った。
欲しいと言われても、俺はあげただろうか。
「それは、おもいをこめて作ったものだから」
なぁ、お前は何を思ってこれを作った?
ユキマサは何を想ってこれを作ってた?
俺はそれを聞く事はしなかった。
俺を想って?なんて。
この温かい感情はなんなのか
この汚い感情はなんなのか
俺には分からなかった。
俺はただ目を背けた
白いユキマサ
黒い俺
交わったらどちらの色に染まるだろうか?
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