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【2025/07/02 14:37 】 |
ほわいとでい

WDローリィ編

アルタさん、アンシュさん、名前だけダグラスさん、オヴスクの皆さんとレーシアちゃんの影をこそりとおかりしました。
ギャグというか、ロリが馬鹿ですね。
ダグラスさんどんまい。

「ローリィさん!!」

「んー?」

「ボロボロじゃないですか!!」

「あー、ホワイトデーのお返ししてきたんよ」

「はい!?」

「そしたら追いかけられたんさ」

「…どうしてそうなるんですか」

「あぁ、あの液状化したクッキーですね」

「そうそう、ダグラス君に」

「えきじょ……!?」

「大丈夫大丈夫、俺は怪我してないし。ダグラス君の服は溶けたけど」

「おや、アルタさん…顔色が…」

「…大丈夫です」


ローリィさんの行動がイマイチ把握出来ません、とアルタは呟いた。仲悪かったハズなのに。
そして至った最終結論は「二人とも本当は仲良しなんだ!!」であったりもする。


「あ、あんじぃにもお返しー。料理出来ないからさ」

「そんな、私に気をつかわなくとも…」

「はい、包丁セット」

「…ありがとうございます」


早速これでご飯作りますね、とアンシュが台所に消えた。
その数分後。


「ローリィさん」

「ん?」

「まな板が真っ二つになりましたが…」

「あぁ、よく切れるように磨いどいた」


淡々と無表情に語り親指を立てる姿に、アンシュは苦笑した。
そして少し切れ味を良すぎるから良い、位に直して欲しい、と包丁をローリィに差し出した。大人しく受け取る所を見ればローリィ自身、まな板まで切れると思わなかったらしい。


「他の方にはどうしたのですか?」

「娘達にはペンダントでしょ」

「はい」

「オヴスクの子供達にはお菓子」

「市販ですよね?」

「勿論さ。後リーダーには仕事終わらせて書類出した」

「我々のぶんもやりましたね」

「何時もの事ですね…」

「あ、アルタにもあるんよ」

「えぇ!?」


はい、と差し出す小さな箱。
ピアスだから安心してねー、とローリィは言った。


「ありがとうございます!!」

「後さ、すーちゃんと一緒にお店行ったんだけどさ」

「はい…?」

「父上に似合いますよ!!ってすーちゃんがピアス俺にくれたのよ。そんで付け方イマイチわからなくってさー」

「えぇと…それは」

「無理矢理つけたら耳に穴空いたんだけど」






ローリィさぁん!!!!!!!
という怒った声が響いたのは3秒後の事だった。


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【2010/04/01 23:36 】 | CDD | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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